2014年12月31日水曜日

「読書ゼロ」はいけないか?

広がる“読書ゼロ” ~日本人に何が~ - NHK クローズアップ現代

漸く見ました。

とりあえず、「読書ゼロ」の是非はともかく、印象に残ったのは、立花隆さんの意見の出し方の公平さ。

おそらく、番組サイドとしては、

「ネットやヤマホ → ダメ、読書 → いい、だから、今の若者(大学生) はダメ( ≒ 自分達はよい)」

という、単純で主な視聴者層にここちのよい結論に持って行きたかったのでしょうし(それが、テレビの一つの特徴なので、それ自体は特にどうも思いませんが)、とにかく「読書」で有名な立花さんを出しておけば、間違いなく、その方向に行くと思ったのかもしれませんが、立花さん自身は、

「一概には言えない」
「そうのヒトもいれば、そうじゃないヒトもいる」

という、至極あたりまえな、そして、それだけに、モヤモヤして座りの悪い意見に終始していました。

あと、痛快だったのが、

「今の若者って、1秒弱でネットの情報を判断するんですって!(まぁ、私達と違って、キモチワルイ!)」

という場面に対し、

「いやいやいや、対象がネットなだけで、我々だって、本や新聞で、同じように1秒以下で判断してるでしょ」

という場面(笑)。

まぁ、それはともかく、肝心の「読書ゼロ」についてですが、図書館に勤めていてなんですが、個人的には、やはり、いいとも悪いとも判断できません。

もちろん、自分は読書は大好きですし、間違いなく読書のお陰で幸せになったと思っているので、自分自身にとっては疑いなく読書はいいモノですが、必ずしも、それが全てのヒトにとって同じかどうかは分かりません。

というのも、友人の中には、それこそ「読書ゼロ」を公言するヒトが何人かいますが、彼らは、人間的にも尊敬できる魅力的なヒト達ですし、「アタマいいなぁ〜」と感心する場面も少なくありません。

なので、「結婚」と同様、自分は全くヒトに読書を勧めませんし、それは、自分の子ども達についてすら同じです。

ただ、自ら読書を求めてるヒトについては、別です。
そういうヒト達には、できる限り、自分の持っているモノを提供したいと思っています。

いずれにせよ、インプットの方法より、どんなに稚拙でも、アウト・プットをするコト自体が重要なのかもしれません。

たとえば、この文章のように(笑)。

【追記】(2015.01.13)
ぜひ、こちらも。

本を読むって、そんなに知的な行為なの? « WIRED.jp

「この世に生き残るものは、より強いものでもなく、より賢いものでもなく、変化に対応できるものだ」

真偽の程が怪しくても、いかにもそのヒトが言いそうなコトが、いつしか本当にそのヒトの発言として人々の記憶に残るコトがある。

たとえば、長嶋さんが、アメリカで、

「こっちの子どもは、英語がウマいねぇ〜」

と言ったとか、松本伊代さんが、自身初のエッセイ集について聞かれた際、

「私はまだ、読んでません」

と言ったとか、さらには、元イタリア代表のトッティが、

「僕だって、本ぐらい読むさ! たとえば、シェークスピア。 でも、シェークスピアって、誰が書いた作品だっけ?」

と言ったとか(まぁ、これはさすがに作り物臭いが)。

で、前置きが長くなりましたが(謝)、そんな中での、冒頭のコトバ。

一般的には、ダーウィン『種の起原』からの引用と言われているが、実際には、『種の起原』にはこのようなフレーズはないらしい(司書でありながら、「らしい」というのが情けないが)。

ただ、たとえそうだとしても、実際の現象としては、このとおりなのだろう。 特に、"先が見えない"と言われる現在は、なおさらかもしれない。
(ただ、「先が見えない」のは、いつの時代だって同じだったと思う。例えば、過去の日本の貯蓄率の高さがひとつの証左)

で、図書館。

今後、図書館が生き残って行くためには、今後、ますます変化し続けるであろう時代の要請や利用者のニーズに対応し、こちらも、どんどん変化していかなければならないのは、容易に想像できる(ただ、そもそも、図書館が生き残るべきかどうかについては、また、別の機会に)。

しかし、人間には、「ホメオスタシス」がある以上、その集合体である組織も、放っておけば、自らはなかなか変化するコトはできず、できるだけ、これまでの状態を保とうとする。
特に、「前例踏襲」が強い業界なら、なおさらだ。

そんな場合、変化を促すために最も手っ取り早い方法が「外圧」を利用する、つまり、新しいタイプのプレーヤを仲間を加えるコトだ。

……と思う中で、最近、少しは収まったかもしれないが、武雄市図書館に対する、図書館界の反発は凄まじかった。

全国の名だたるライブラリアンから、あんな厳しい目でチェックされたら、どこの図書館だって何かしらの不備はあるだろうし、なにより、ウチの新館開館時なんて、もっと酷評されていたに違いない(苦笑)。

もちろん、指摘されていような様々な問題があるコトも事実なのかもしれないが、一方で、個人的には、ぜひ、一度は行ってみたいあこがれの書店である蔦屋書店のノウハウが図書館に投入されるなんて、なんてありがたいハナシだろうと思う。

あぁ、それなのに……

せっかく、これまでにないタイプのプレーヤが図書館界に来てくれたのに、歓迎するどころか、邪魔者扱いしては、非常にもったいないと思う。
せっかく、図書館を活気づけたろう!と思ってきたのに、ここまで文句ばかり言われたら気ぃ悪いわ!もぉ、ええわ!と、いつ、出て行かれるか気が気ではありません(まぁ、そんなヤワではないと思いますが)。

問題点は指摘すべきですが、もし、反発の背景に、保守性閉鎖性があるのなら、超短期的には自分達のスタンダードが守れても、ほんの少し先には、今度は、自分達自身の首を締めるコトになると思うのですが……

AmazonとFRBR

【悲報】amazonの書誌情報管理がマジクソな件について - 図書館学徒未満

Amazonには、仕事でも大変お世話になっていますし、同様の同業者の方も多いと思います。

ただ、我々の場合、たとえ、(そのコトバを知らなくても)FRBRでいうトコロの「表現形」「体現形」の違いが染み付いているので、この記事のような問題を、無意識の内にでも捨象して利用していると思いますが、一般の方は、なかなかそうでもないかも知れません。

で、この問題(仮に、「Amazon同定」とします)は、ユーザはもちろん、著者出版社(者)、さらには、当のAmazon自身にとっても大きな損失だと思うのですが、ただ、Amazonの場合は、多少乱暴でもAmazon同定をしてしまった方が、それで対応すべきクレームより、得られるメリットをの方が(おそらく、かなり)大きいのだと思います。

この記事で詳細に検証されているように、現在のAmazon同定にはもちろん問題がありますが、一方で、FRBRが最終的に目指すのは、こういった方向(ひとつの「著作」を検索しただけで、その著作に係る全てのヴァージョン・ヴァリエーションが紐付いて検索できる)なのかなとも思ったりします。

まぁ、エラそうに言っていますが、ここまでではないにしても、図書館界でも、総合目録書誌同定で同じような問題があり、(主に)利用者の指摘で修正するというオプトアウトになっています。

もちろん、図書館界側の努力も必要ですが、出版社のみなさまには、とりあえず、ISBNを本来の要領でつけていただきたく存じます(笑)。

2014年12月28日日曜日

2015年にパブリックドメインになるクリエータ

「星の王子さま」や「叫び」など2015年に著作権が消滅してパブリックドメインになる作者まとめ - GIGAZINE

とんでもなく、錚々たるメンバ……(ガクブル)

ちなみに、約10年前にあった『星の王子さま』の出版ラッシュは、著作権ではなく、岩波書店が持っていた「翻訳権」が2005年で消滅したため、各社から新訳出版が相次いだんですね。

日本に限ると、こんな記事が。

来年~2016年に著作権が消滅する作家まとめ - 新刊JPニュース

2014年12月27日土曜日

電子書籍と書店の連携

記事で振り返る「2014年の電子書籍市場」(書店連携編) - ITmedia eBook USER

第2弾。
引き続き、ありがたいです。

就寝前は紙の本で

「寝る前の発光画面は睡眠に悪影響」実証される « WIRED.jp

今は、環境的に寝る直前の読書はできませんが、独り暮しの時は、それこそ、1日のウチで至福の時間でした。
で、今、同じコトができるなら、おそらく、手軽なキンドルを使っていると思います。

みなさんも、ご注意を。

2014年12月25日木曜日

電子書籍定額読み放題の動向

記事で振り返る「2014年の電子書籍市場」(定額読み放題編) - ITmedia eBook USER

実にありがたい記事です。

「ウェブで広がる図書館のメタデータを目指して―RDAとBIBFRAME」

CA1837 - ウェブで広がる図書館のメタデータを目指して―RDAとBIBFRAME / 柴田洋子 | カレントアウェアネス・ポータル

カタロガにとっては、必読の記事。

実は、筆者の方は、一時期、一緒にお仕事をさせていただいていた方なのですが、向こうはお忘れでしょうね……(笑)

「アナ雪」無料配信

と言っても、電子書籍ですが。

Apple社、クリスマス週ということで電子絵本「アナと雪の女王」をiBookstoreで無料配信

本当にダウンロードできましたし、自動読み上げがついているのが、電子書籍ならでは。

それにしても、こういったコトができるのが、巨大資本ならではの社会貢献ではないかと、非常に感心してしまいます。

そして、こうなる訳です。

電子書籍普及NPO団体Worldreader「作品の無料提供は、社会の読書率の向上につながる」

2014年12月19日金曜日

図書館は市場か?

NHK NEWS WEB 隠れた成長市場 図書館ビジネス

まぁ、違和感があるのは確かですが、図書館を取り上げもらうのはありがたいコトです。

それにしても、一般的な認識が、
驚いたことに図書館の利用者は年々増加していたのです。
であり、それが、
図書館自体の数が増えているのが大きな理由です。
というのは、勉強になりました(笑)。

お洒落図書館

「図書館」目的の旅はいかが?国内のお洒落すぎる「図書館」7選 - Find Travel

たしかに!

【追記】
関係者の方から指摘がありましたが、大阪府立中之島図書館のリンク先が間違っています(正しくは、こちら)。
また、より正確な利用条件は、こちら

寄贈に対するお礼状

:: 「文協に常識はない」 図書寄贈礼状の遅れに不満の投書

お気持ちはよく分かりますし、これを読む大半の方が同様に感じると思うのですが、反対側、つまり、図書館側から見ると、また、別の風景が見えます。

図書館には、おそらく、みなさんが想像される以上に多くの本が毎日寄贈され、その全てにお礼状を出していると(選択して出せば、それはそれで問題)、冗談ではなく、それだけで業務時間の大半を取られてしまいます。

自分も日々、感じているだけに、なんとも言いがたい記事です。

百歳本

昔、「池中玄太80キロ」(その後、83キロも)というドラマがあった。
何かヒトの目を引く、つまり、珍しいからそれがタイトルになったと思うのだが、いまや、80キロの男性というのは、それほど珍しくない。

なので、刑事110キロとなる訳である。

それはともかく、そのように、珍しさで耳目を引くためか、もしくは、柴田トヨさん百歳のヒットからか、どうも、朝の書架整理の際に棚を見ているだけで、いろいろ高齢をタイトルに冠した本が目につく。

といっても、少し前なら訴求力があったのかもしれないが、今や、“48歳、彼氏ナシ”私でも嫁に行けた!衿野 未矢/著)や、おばさん四十八歳小説家になりました植松 三十里/著)なんて、全然、珍しくない。

そう、まさに、五十になるって、あんがい、ふつう。岸本 葉子/著)なのである。

なので、今ならいっそ、86歳ブロガーの毎日がハッピー毎日が宝物繁野 美和/著)くらいに行かないといけないのかもしれないが、それでも、さらに、91歳育ちざかり清川 妙/著)といわれ、ややもすると、94歳。寄りかからず。前向きにおおらかに』『95歳。今日をたのしく。もっと前向きに』『96歳いまがいちばん幸せ(以上、吉沢 久子/著)と、毎年のように所感を述べつつ、ついには、あら、もう102歳金原 まさ子/著)と、"うっかり"100歳を超えてしまうのである。

その他にも、人間の寿命を扱った本や、アンチエイジング関係で年齢を盛り込んだタイトルの本はあるが、この系統だと、当館の所蔵では、昇地 三郎さん106歳のスキップ、さらには、嘉納 愛子さん107歳生きるならきれいに生きよう!最高齢(?)だろうか。

いずれにしても、まだまだ自分からすると、遠い先のようにも思うが、それでも、現在、存命中の世界最高齢者は、日本の大川ミサヲさん116歳だし、そもそも、平均寿命105歳の世界がやってくるらしいので、ここに挙げた本ですら、そのうち、「あんがい、ふつう。」もしくは、「あら、もう」と言われる世の中になるのだろう。

そうなった時に、ちゃんと本が読めるのかが重要だけど。

※なお、年齢の表記には、同じ歳でも「百十歳」「110歳」等いろいろあるので、図書館で探すならヨミがいいと思いますが、図書館では、(なぜか)「じゅっさい」を「じっさい」と入力している(例えば、「ひゃくじゅっさい」なら「ひゃくじっさい」)ので、検索の際にはご注意ください。

2014年12月12日金曜日

これでホントに執筆に集中?

気分はヘミングウェイ? タイプライター+電子ペーパーを組み合わせたワープロ専用機「Hemingwrite」 - ITmedia eBook USER

これって、結局、pomeraでは?と思ったのですが、編集機能がないというコトで、一層、「書くことのみ」に徹底されているのでしょうか?

まぁ、いずれにしても、一般的なPCのように、執筆環境にいろいろ機能があると、気が散って集中できないというのは、東西を問わず、一緒というコト……

……と、原因がいつも自分の外にあると思うトコロも(笑)。

これぞ、司書の仕事術!

図書館員・図書館情報学研究者が知っていると得しそうなツール・DB一覧~「実験医学増刊」"今日から使える!データベース・ウェブツール 達人になるための実践ガイド100"より - **えるえす**

自分もマネゴトのようなコトはしましたが、結局、このくらいのバリューを提供しないと、全く話題にならないんですね……

2014年12月4日木曜日

映画「図書館戦争」続編

映画『図書館戦争-THE LAST MISSION-』公式サイト


なかなか映画も見に行けませんが、個人的に、前作は非常によかったです(そのため、自分のあるカバンは図書隊仕様になっています)。

……エキストラ募集してるなぁ……(ぼそっ)

『グイン・サーガ』が片手に収まる!

グイン・サーガ読破専用機も~全集組み込み型電子書籍端末、大日本印刷が発売 -INTERNET Watch


自分自身は、かつて、『グイン・サーガ』を100巻過ぎまで読み、ご多分に漏れず挫折した身。

当時も、物語自体の長さももちろん、単純に、その物理的スペースの確保だけでアタマを悩ましていたので、感慨深いものがあります。

それでも、2巻(2機)に別れるようですが(汗)。

それにしても、電子辞書等、ハードとコンテンツが一体のモノから、汎用機を通って、一周してきた感じ。

ただ、その圧倒的な文量からしてしょうがないとはいえ、少し高い気はしますが。

こちらも、ご参考に。

電子書籍の新しい試み 1端末1全集セット販売|黒澤公人のドキュメンテーションシステムの100年(1960年-2060年)

NDC10版刊行

昨日の「JLAメールマガジン」(第730号)で、『日本十進分類法(NDC)新訂10版』が、ついに、来年の1月に刊行予定だというニュースがありました。

今年の3月に大阪で開かれた説明会に行き、今年中の刊行を予定しているとは聞いていたのですが、その会議の時点でもかなり疑義が出されていたので、本当に出るのだろうかと心配していたのですが、いよいよという感じです。

ただ、現場としては、これからが大本番。

そもそも、10版を採用するのか、するならいつの時点からか、新設された分類とこれまでの資料との連続性はどうするか、また、いくつか用意されている別法、特に、情報関係の別法をどうするか等、少し考えただけでも課題がいっぱいです。

とりあえず、MARC会社の対応の方が先でしょうが、来年度に向けて、本格的な検討が必要そうです。

果たして、その時には、担当でしょうか……

2014年12月1日月曜日

スーパにて図書館を思う

近所に新しいスーパができたので、見物がてら行ってみました。

すると、スーパなのに、なぜか立派な本棚が!

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しかし、近寄ってよく見てみると……

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なんと、本のように見えたのは、すべてレトルトカレー!

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通常、レトルトカレーといえば、本でいうトコロの「面出し」、もしくは、「平積み」の状態で売られているコトが多いですが、工夫次第で、こうやって「棚差し」で売るコトもできるんですね。

もちろん、ある程度の(種類)がないとダメかもしれませんが、ユニークさと同時に、同じ場所でより多くの商品を並べる工夫かと思うと、思わず感心してしまいました。

で、今度は逆に、これを図書館に応用したら、どうなるでしょう……?

2014年11月28日金曜日

「目録系司書の仕事術」第3回 ボクが使っているタスク管理ルーツあれこれ

なんだかんだの第3回目。
エラいモノで、もう、次回以降のネタが思いつきません。

それはともかく、今回は自分のタスク管理ツールについてご紹介。

数年前に出向した際、突然、非常に大きな職場(物理的にも組織的にも)になったのと、プライベートでも趣味や結婚等が重なったため、いろいろ多忙になり(今思えば、大したことないですが)、少し真剣にタスク管理を考えるようになりました。

で、ご多分にもれず、「GTD」周りの本を読んだモノの、あまりよく理解できず、それでも、「アタマの中にひっかかるモノは、とにかく全て、いったん信頼できる場所に吐き出そう」という部分に強く共感し、まずは、こちらのツールを使ってみるコトにしました。

1「check*pad」
シンプルな目標管理ツール | check*pad.jp

自称(?)のとおり、あらかじめリストを作り、完了したらチェックして消していくという、実にシンプルな作り。
ただ、それだけに非常に分かりやすく、また、毎朝、自分で指定したリストをメールで連絡してくれる等、今思えば、これで機能的には十分でした。

しかし、リストを作ってタスクを管理できるようにしたのはいいモノの、肝心の「実行」が伴わず、タスクがどんどん溜まっていくのを、自分ではなくツールのせいにするのは世の習い。その上、生来の「飽き性の根気なし」がアタマをもたげ、しばらくして、全面的にこちらに乗り換えるコトに。

2「Remember The milk

ご存知、当該分野中の大定番。
無料部分だけでも十分使えますし、さらに、「check*pad」よりも高度な機能も多く、全くもって問題ありません。

しかし、またもやしばらくすると、表面上は、ある本で読んだ「コンテキスト機能」を使いたいという理由から、しかし、実際には、上記の「責任転嫁+飽き性」気質のため、またもや、次のツールに全面乗り換え。

3「Toodledo

こちらも、負けず劣らずの超定番。
英語サイトですが、ボクでも使えたので大丈夫です(……と、思っているだけで、ホントは大丈夫じゃないのかも知れませんが)。

その後もいくつかタスク管理の本を読み、上記した「コンテキスト(そもそもは「文脈」の意味ですが、「シチュエーション」や「状況」(同じ?)と解釈するとよいかもしれません)機能」が使えるのが便利です。

タスク管理については、もう、かなりの間こちらで来たのですが、以前から、タスクツールで締め切りを設定し、それを他の「イベント」と並列して見るために、わざわざもう一度カレンダに書くのが、それらの管理にとって最も致命的な"漏れ"が発生しそうで(というか、めんどくさい)、なんとかならないかとずっと思っていました。

そして、長い探求の結果(というか、検索して半時間程)見つけたのが、こちら。

4「サイボウズlive

こちらは安心の(?)日本語ツール。
本当に高性能で、一体、これがなんで無料なのかよく分かりません。

上記したイベントとタスクの締め切りが同時に表示できるのはもちろんですが、本来は、チームで行う作業のためのツールなので(自分は今のトコロ、完全に個人用に使っています)、もし、今後、そういう用途にも使ったら、もっとそのスゴさを実感できると思います。

で、今は、こちらで自分のすべきタスクを一覧できるようにし、メインのスケジュールは、相変わらずの紙の手帳のマンスリィカレンダに書いているのですが、日々の業務の進捗は、一応、こちらも使っています。

5「yPad」
Amazon.co.jp: yPad5: 寄藤文平: 本

突然のアナログツール。
しかし、やはり、紙ツールならではの使いやすさがあります。

ということで、今後、いつ、「例のムシ」が起きだすかは分かりませんが、今のトコロ、この組み合わせに落ち着きつつあります。ただ、「check*pad」以外のツールは、今も用途を特化して使っています。

RTMは、例えば、「子どもとのお出かけに持っていくモノ」「出張・旅行に持っていくモノ」「一週間にまとめ買いするモノ」「積ん読している本」等、完全なリストとして、「Toodledo」については、ルーティンを管理するツールとして使っています。

後者についてもう少し詳しく説明すると、例えば、一番スパンの長いモノとしては、誕生日記念日等、1年を単位として繰り返し作業をするモノを登録しておくと、その日になれば勝手に表示されるので、非常に便利です(ただし、家族(特に、配偶者)との記念日等は、当日設定では、時すでに遅し)。

次の長さ(半年や3ヶ月)は、奨学金返済の振込や、浄水器のカートリッジの取り換え等(笑)。毎月ならまだしも(それでも、忘れがちですが)、「3ヶ月に1回」というのはなかなか覚えられませんが、これも、一度登録してしまえば安心です(もちろん、カレンダに書いてもいいですが、ずーっと書き続けなければなりません)。

で、実際には、さらに短い一週間や毎日すべきコトの登録が一番多いのですが、モノによっては、1日の中でも何回もする作業(例えば、メールチェックとかクスリを飲むとか)等を登録しておきます(この際、上記のコンテキストで「時間」(何時から何時までの間)を設定しておくと便利です)。

というコトで、どのツールも素晴らしいのですが、自分にとっての条件として、自宅だけでなく、職場でも参照したり、十分に使えないと意味がないので、Webベースが必須となります(職場もMacならよいのですが)。
なので、非常に残念なのですが、結局、Omnifocusの利用は断念しました……

そういった意味で、今回紹介したツールは、ブラウザさえあればどこでも使えますし、また、モバイル用のアプリも用意されているトコロも、今どきの若人にとっては重要でしょう(いずれも、無料でほとんど問題ない部分までは使えます)。

まぁ、いろいろ試してみて身を持って感じるのは、結局、タスク管理自体ではなく、その実行が最も重要な目的であるコトを思えば、大切なのは、ツールではなく、自分自身というコトです。


……えっ?知ってました?

2014年11月23日日曜日

「目録系司書の仕事術」第2回 ボクがRSS登録して読んでいる図書館系ブログ10選

いつまで続くかの第2回目。

今回は、自分が日々、RSSリーダで図書館関係の情報を得ているサイトを紹介したいと思います。

1「TRC データ部ログ」
TRC データ部ログ

多くの公共図書館がMARCの作成を放棄している……じゃなかった、MARCの購入をしている現在、もしかして、日本中で最も目録のノウハウが集中しているのではないかと思うトコロのブログ。
もちろん、販促の面がないとは言えませんが、思わず「なるほど」と思うコトも多いです。

2「はてなブックマーク」
タグ「図書館」を検索 - はてなブックマーク

言わずとしれたはてブの中で、「図書館」のタグのついたモノを購読。
ただし、さすがに全部は読めない(し、効率が悪い)ので、5人以上のユーザがブックマークした記事に絞っています(アドレスの最後の"users=5"の数字部分を変えるコトで、そのユーザ数を増やしたり減らしたりするコトができます)。

3「カレントアウェアネス」
カレントアウェアネス-R | カレントアウェアネス・ポータル

カレントアウェアネス, カレントアウェアネス-E | カレントアウェアネス・ポータル

言わずと知れた超定番。
特に「R」の方は、創刊以来、日々、これだけのクオリティを保っておられるコトは、ただただ尊敬の念しかありませんが、さらに、現在の「中のヒト」の実情を知っていたりすると、その思いがさらに高まります……

4「図書館関係雑誌目次RSS集」
図書館関係雑誌目次RSS集 | カレントアウェアネス・ポータル

こちらもカレントアウェアネス内ですが、上記とは違って記事ではなく、図書館関係雑誌の記事単位のタイトルや著者等の情報がRSSで配信されているという夢のようなサービス。
実際には読まなくても(おいおい)、現在の図書館情報学界の最先端ではどのようなコトが話題になっているかを知るだけでも価値があると思います。

5 「情報の扉の、そのまた向こう」
実業史研究情報センター・ブログ 「情報の扉の、そのまた向こう」

以下はニュース系をいくつか。

こちらは日々、いくつかの分野に分けて図書館関係のニュース記事をまとめて配信してくださっています。
その網羅性や継続性に、いつも陰ながら畏敬と感謝の念を禁じえません。
一体、どうやったら、こういうコトができるのでしょう……?

6「SENTOKYO ブログ」
SENTOKYO ブログ

図書館関係のニュースは「5」でほとんど足りるのですが、念のため、こちらもチェック。

7「hon.jp」
hon.jp DayWatch

図書館や本にまつわるニュースの中でも、もう少し電子書籍Web寄りのニュースは、こちらと、

8「ITmedia eBook USER」
電子書籍/電子出版の今を知る、今が分かる - ITmedia eBook USER

こちらでチェックします。
いずれも、特に図書館だけを意識しているという訳ではないので、得てして業界感覚にドップリになりがちな中、新鮮な視点を得られます。

9「情報管理Web」
「情報管理Web」:JST(独立行政法人科学技術振興機構)の「学術情報流通」発信サイト

こちらはさらに一層専門的ですが、やはり、目は通しておきたいです(通すだけですが……)。

10「リブヨ・ブログ」
リブヨ・ブログ

最後に、まったく毛色の変わったサイトを。
長い間、コツコツと関西の図書館関係のイベント情報を発信し続けられています。
自他共に認める飽き性の根気なしである自分からすると、上記のサイトも含め、こういった活動をされている方たちには、心からアタマが下がります(?)。
実際には、諸般の事情でイベント自体には参加できませんが、突然、自分がこういった企画をする際にも、日々、目を通しておくだけで、とても役に立つと思います。

【番外編】
「図書館発、キュレーション行き」
図書館発、キュレーション行き

一時期、毎日、かなりの数の図書館系ブログをチェックしてた時期があるのですが、様々な理由で今はしていません(というか、飽き性の根気なし)。
そんな中、何かのきっかけでこちらのブログを知り、更新があるたびに読ませていただいています。
書かれている方は今は図書館勤務ではないようですが、こういう知識と論理にあふれている文章に、非常に弱いのです(憧れているので)。


今回も、いかがだったでしょうか?

ちなみに、肝心のRSSリーダですが、最初は「はてなRSS」(なつかしい……)を使っていたのですが、ほどなくサービス停止
次に、「GoogleReader」に乗り換えますが、こちらも、あえなくサービス停止
さらに、Livedoor Readerに換えますが、なんと、こちらも、やむなくサービス停止(その後、継続が発表)。

という訳で、よほど運がないのかもしれないのですが(というか、そもそも、今はRSSリーダのニーズがそれほどないんですね)、現在は、Feedlyというサービスを使っています。

日本語対応はしていませんが、ボクの英語力でもどうにか使えますし、単純にRSSを読む以上の難しいコトはしていないので、今のトコロ、こちらのフリィ版で十分です。

今度は長生きして欲しい……